SOXLで億り人は実現可能か?ハイリスク・ハイリターンな投資の現実

SOXLの仕組みと爆発的な上昇力

SOXLは「Direxion デイリー 半導体株 ブル 3倍 ETF」という名称の金融商品だ。

米国の主要な半導体関連銘柄で構成される「フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)」の株価変動に対して、3倍のパフォーマンスを目指して運用される。

半導体産業はAIの普及やデジタルトランスフォーメーションの加速により、中長期的な成長が期待されている分野だ。

そのため、指数が右肩上がりに上昇する局面では、3倍のレバレッジがかかるSOXLの価格は驚異的なスピードで上昇する。

過去のデータを見ても、数年で資産が数倍から十数倍に膨れ上がった局面があり、少額から大きな資産を築くチャンスを秘めているのは事実だ。

複利効果と減価の落とし穴

SOXLで大きな利益を狙う際に理解しておくべきなのが、レバレッジ特有の計算方式だ。

この商品は「前日比の3倍」を追い続けるため、相場が横ばいだったり、上昇と下落を繰り返したりする「揉み合い相場」では、資産が少しずつ削られていく。

これを減価と呼ぶ。

上昇トレンドに乗れば複利の力で爆発的に増えるが、一度大きな暴落に巻き込まれると、元の価格に戻るまでには指数以上の凄まじい上昇パワーが必要になる。

単に持っていればいつか必ず報われるという性質の商品ではなく、タイミングが重要になる。

億り人を目指すためのシミュレーション

仮に100万円を元手にSOXLで1億円を目指すなら、資産を100倍にする必要がある。

半導体サイクルが好調な時期に、数年に一度訪れる大相場をうまく捉えることができれば、不可能ではない数字だ。

しかし、SOXLはボラティリティが極めて高く、数日間で資産が半分になるような急落も珍しくない。

精神的な耐性がなければ、目標に到達する前に狼狽売りをしてしまう可能性が高い。

余裕資金で運用し、なおかつ暴落時に買い増しができる胆力があるかどうかが、成功への分かれ道になる。

エヌビディアやインテルの動向が鍵を握る

SOXLの構成銘柄には、エヌビディアやインテル、アドバンスト・マイクロ・デバイセズといった世界的な半導体企業が名を連ねている。

特にエヌビディアの業績や成長性は、SOXLの価格に多大な影響を及ぼす。

これらの半導体関連企業の決算発表や、米国の景気動向によって株価は激しく上下する。

米連邦準備制度理事会の金利政策も無視できない。

金利が上昇する局面ではグロース株である半導体株は売られやすいため、マクロ経済の視点も持ち合わせる必要があることがうかがえる。

リスク管理こそが最大の武器

SOXL一本に全財産を投じるのは、投資というよりもギャンブルに近い行為だ。

億り人を達成した投資家の多くは、勝負どころを見極めて入金を行い、過熱感が出たところで利益を確定させる技術を持っている。

また、下落局面での含み損に耐えるために、ポートフォリオの一部として組み込むなどの工夫も必要だ。

夢がある商品だが、全損するリスクも隣り合わせであることを忘れてはならない。

自身の許容できるリスクを正確に把握し、出口戦略を明確に決めておくことが、夢を現実にするための最低条件だ。

SOXL 億り人に関する口コミ

2020年のコロナショック後の安値で仕込んでいたら、今頃は本当に億り人になれていたと思う。タイミングがすべてだ。

一晩で資産が20%減ることもあるから、心臓が弱い人には向かない。でも、あの爆発力は他のETFでは味わえない魅力がある。

エヌビディアの勢いが続く限り、SOXLで夢を見るのはあり。ただ、減価が怖いから長期保有は自分には難しいと感じる。

実際にSOXLをメインにして数千万円まで増やした。億まであと一歩だが、ここからの調整局面をどう乗り切るかが勝負だ。

レバレッジ3倍は魔法の杖にもなるし、自分を突く刃にもなる。欲を出しすぎず、目標額に達したらすぐに利確するのが鉄則だろう。